経済的に苦しい家庭の保護者の約7割が、子どもの塾や習い事をあきらめたことがある――。こんな実態が、子どもの貧困問題に取り組む公益財団法人「あすのば」の調査でわかった。貧困が子どもの暮らしを大きく左右していることが改めて浮き彫りになった。
同法人は低所得世帯の子どもの進学や卒業時に3万~6万円を支給している。調査は昨年10~12月、昨年度の支給世帯に調査票を郵送。小学生~大学生世代の子どもがいる保護者959人(回答率54%)、高校、大学生世代の子ども547人(38%)から回答を得た。
保護者に、経済的な理由から子どものことであきらめた経験を複数回答で尋ねたところ、「塾・習い事」が最も多く69%に上った。「海水浴やキャンプなどの体験」の25%、「お祝い」の20%が続いた。
子どもにも別の回答の選択肢を示し、同様の質問を実施。「洋服や靴、おしゃれ用品などを我慢した」が52%で最多で、「スマートフォンや携帯を持つのを我慢した」が30%、「学習塾に通うことができなかった」が29%、「スポーツや習い事などができなかった」が27%だった。
(西村圭史)http://www.asahi.com/articles/DA3S13361557.html
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